メイクと聞くと難しく感じるかもしれません。しかし実際は、メイクの役割は大きく分けると2つしかありません。「肌のアラを隠す」「顔に影を作って立体感を出す」この二つに分けられます。まずは最も重要な「肌のアラを隠す作業」について解説します。
肌のアラを隠す作業は「家づくり」と同じ
家を建てるとき、いきなり外壁を塗ることはありません。まず土台を作り、その上に塗装を行い、最後に保護します。メイクも全く同じです。
化粧下地=家の土台
最初に使うのが化粧下地です。化粧下地の役割は、肌表面を整えてメイクしやすい状態を作ることです。例えば「毛穴の凹凸をなめらかにする」「余分な皮脂を抑える」「乾燥を防ぐ」「ファンデーションの密着力を高める」といった役割があります。
家で例えるなら基礎工事です。土台がガタガタだと、その上にどれだけ綺麗な家を建てても仕上がりは悪くなります。同じように、化粧下地を省略するとファンデーションが浮いたり、崩れやすくなったりします。
ファンデーション=家の塗装
次に使うのがファンデーションです。ファンデーションの主な役割は肌の色を均一に整えることです。例えば「赤み」「ニキビ跡」「毛穴の影」こうした肌の悩みを目立たなくします。
家で例えるなら塗装屋です。外壁を綺麗に塗ることで見た目が整うように、ファンデーションは肌全体を均一な色に整えます。また、ファンデーションは光の反射をコントロールすることで毛穴や細かな凹凸も目立ちにくくします。そのため、肌が滑らかで清潔感のある印象に見えるのです。
パウダー=家を守る警備員
最後に使うのがパウダーです。パウダーの目的は肌を綺麗に見せることではありません。メイクを守ることです。主な役割は「余分な皮脂を吸収する」「ファンデーションを固定する」ことです。
家で例えるなら警備員やコーティング業者です。せっかく綺麗に建てた家も守らなければ劣化してしまいます。メイクも同じで、パウダーを使うことで綺麗な状態を長時間維持できます。
まず覚えるべきこと
初心者が最初に覚えるべきことは、化粧下地 → ファンデーション → パウダー
という順番です。家づくりで例えるなら、土台 → 塗装 → 保護です。
この3つだけでも、肌の色ムラや毛穴、青ひげはかなり目立たなくなります。そしてメイクのもう一つの役割である「顔に影を作って立体感を出す技術(シェーディング・ハイライト)」については次の章で解説します。

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